
ダイエットって、体重や見た目のスタイルだけにこだわっている方がほとんどだと思います。でも、体重は減ったのにすぐに元に戻ってしまう、なんだか最近体型が崩れてきた、そう感じたりしてはいませんか?その原因は、「隠れ肥満」です。ダイエットを成功させる鍵となるのが、この隠れ肥満。見た目がスリムになったからといって、油断してはいられません。まずは自分の隠れ肥満度をチェックしてみましよう。
隠れ肥満について
肥満というのは、二つのタイプがあります。見た目でわかるほど太っている人・見た目ではわからないけれど体脂肪率の高い人、この二つに分けられます。後者が隠れ肥満と呼ばれています。同じ肥満であっても、見た目でわかるほど太っている人の方は痩せる。。[ことも容易なのですが、隠れ肥満の人はなかなか簡単にはいきません。その理由としては、隠れ肥満の人は体脂肪が多いぶん、筋肉が少ないといわれています。そのため基礎代謝が低く痩せにくいのです。逆に見た目で太っている人は筋肉量がわりと多めなので基礎代謝も高く、痩せやすい傾向にあります。
あなたの隠れ肥満度チェック
見た目ではわからないため自分でも気付きにくい隠れ肥満、まずはセルフチェックしてみましょう。
・体重は変わっていないのに体型が崩れ始めた
・下っ腹がでてきた
・ウエスト周りがきつくなってきた
・お尻が垂れ気味になってきた
・二の腕が太くなった
・食事を残すのがもったいない
・満腹でもデザートは別腹
・朝食を抜くことがある
・夕食後、睡眠までの時間が2時間以内である
・ストレス食いをしてしまう
・甘いものが好きである
・アルコールをよく飲む
・最近、どうも疲れやすくなった
・運動はほとんどしていない
・休日はゴロゴロしていたい
・階段や坂道でよく息が切れる
・冷え性の症状がある
・ダイエットをなん度も繰り返している
・リバウンド経験がある
・更年期にさしかかっている
当てはまるものはいくつあったでしょうか。
10個以上 隠れ肥満度:危険レベルです。
3〜9個 隠れ肥満度:要注意レベルです。
2個以下 隠れ肥満度:予備軍です。
3個以上当てはまった方は、もう一度生活習慣を見直す必要がありそうです。一度ついてしまった脂肪は、またさらに脂肪を招き寄せます。隠れ肥満は成人病のリスクも高まりますので、しっかりした食習慣や生活習慣を取り戻すことで改善していきましょう。
隠れ肥満の人がやるべきこと
隠れ肥満を改善するために大切なのは、体重を落とすことだけではなく体脂肪を落とすことなのです。食事制限をしても体脂肪は減りません。運動をして筋肉量を増やすことが大事なポイントです。筋肉量が増えれば基礎代謝も上がり脂肪が燃えやすくなります。無理な食事制限をすることなく、体脂肪を減らすことができます。まずやるべきことは、運動です。体重だけを気にしすぎるあまり、食習慣が乱れてしまうことも隠れ肥満の要因になってしまいます。ウォーキングなどの有酸素運動でしっかり筋力アップし、基礎代謝を上げていくことが隠れ肥満改善の近道となります。
年齢とともに体脂肪率は増えて、さらには落ちにくくなります。生活習慣を見直すことで改善できますので、自分の隠れ肥満度をしっかりチェックすることが必要ですね。