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きみまち阪県立自然公園 断崖絶壁に開かれた、恋がかなう公園、秋には紅葉が美しい!

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きみまち阪県立自然公園 断崖絶壁に開かれた、恋がかなう公園、秋には紅葉が美しい!

きみまち阪県立自然公園は、羽州街道で最大の難所とされていた断崖絶壁が続く地に整備された公園です。この峻厳な地に、はじめてゆるやかな坂道が通された翌年、東北巡幸の折りに立ち寄られた明治天皇が、眼下に米代川が流れ、対岸には七座山が鎮座する、その景色のあまりの美しさに大いに感動したと伝えられています。そのとき、飛脚によってもたらされた、宮中にいる昭憲皇太后から明治天皇に宛てた手紙が、この地で明治天皇を待っていたことから、「きみまち阪」と名付けられました。その手紙には、皇太后が天皇を思う気持ちにあふれた和歌が記されており、まさに恋文でした。公園のシンボルとなっているのは、広場を囲むようにそびえ立つ断崖絶壁の屏風岩です。大自然の抱える厳しさを、屏風岩はまざまざと語りかけてきます。きみまち阪県立自然公園は、桜の景勝地としても名が知られており、屏風岩を背景に奇岩に寄り添うように咲く1,500本を越える桜が、格別な美しさを醸し出しています。巨岩・奇岩が重なり合う間から、桜や楓が生い茂る様は生命力にあふれ、他では見られないダイナミックな花見を楽しめます。春は桜とツツジ、秋は紅葉の名所として、公園は賑わいます。公園のなかには、夫婦杉と呼ばれる2本の杉の木の奥に、恋文神社があります。皇后と明治天皇とのエピソードにちなんで生まれた町興し企画である「恋文コンテスト」と連動して建てられた小さな神社です。ここで願をかけると、恋が叶うと言われています。恋人ポストも観光客に人気のスポットです。郵便局員が回収に来る本物の郵便ポストで、4月1日~11月末までの期間に投函すると、ハート型の風景印が押印されて届きます。このポストから恋文を投函すると、想いが叶うそうです。恋文ギャラリーや恋文カフェも併設されています。

きみまち阪県立自然公園の基本データ

・住所: 秋田県能代市二ツ井町小繋
・入園料: 無料
・営業時間: 終日開放
・定休日: なし
・交通アクセス: 【電車・バスをご利用の場合】JR奥羽本線二ツ井駅からタクシーで5分
【マイカーをご利用の場合】秋田道昭和能代南ICよりR7経由、大館方面へ35分
・駐車場の有無: あり / 146台(無料)(道の駅ふたつい含)
・問い合わせ先: 二ツ井町観光協会(電話:0185-73-5075)

きみまち阪県立自然公園のイベント情報

桜の開花にあわせて、4月中旬から5月上旬まで、「きみまち阪桜まつり」が開催されます。

きみまち阪県立自然公園と皇后の手紙

従来、この地は難所として知られ、羽州街道でも「徒歩道無し」と記されていたほどです。藤琴川を渡るルートをとるのが普通でしたが、この川越がまた難所であり、1kmの船渡しは「一里の渡し」と呼ばれ、実質4kmを渡るほどの大変さでした。渡し賃を払えなかったり、増水で船渡しが利用できないときは、藤琴川を徒歩で渡り、絶壁をよじ登って越えていました。あるいは気が遠くなるほどの遠回りをして、いくつもの峠を越えるよりありませんでした。それでも峻厳な地は、風光明媚な地でもあり、明治政府軍に敗れ、網籠の中から川船でこの地を輸送された榎本武揚は、自らの身を嘆きながら「渡米代川」と題した漢詩を詠み、この地の風景を絶賛しています。
1881年(明治14)の明治天皇の東北巡幸のために、前年の1880年(明治13)、山の先端を切り通して緩やかな坂道が作られました。翌年には藤琴川に橋が架けられ、明治天皇が渡り初めをしています。その際、天皇を待っていた皇后からの手紙が届けられました。手紙には和歌がしたためられていました。

「大宮の うちにありても あつき日を いかなる山か 君はこゆらむ」

翌年、宮内省を通じて正式に「きみまち阪」と明治天皇より命名されました。

きみまち阪県立自然公園でウォーキングをする魅力

きみまち阪県立自然公園でウォーキングするには、屏風岩や一本松など、公園内を自由に散策してみるとよいでしょう。季節は桜の咲き誇る春か、紅葉が映える秋がおすすめです。ことに秋の風情は格別で、色とりどりの葉が散策道を埋め尽くし、その柔らかな落ち葉の絨毯を踏みしめてのウォーキングは、まるで夢のなかをふわふわと浮いているように感じられます。もともと人が入り込むことを拒絶するかのような原生林がおおっていた土地だけに、森のなかに入っていくと天然杉や多様な植生が見られ、大自然の息吹をそのままダイレクトに感じることができます。ときどき「クマ出没注意!」の看板を見かけると、さすがにちょっと怖くもなりますが……。
きみまち阪キャンプ場から山頂を目指すコースもおすすめです。山頂からは二ツ井町や藤里町を見下ろし、遠く日本海を望むことができます。山頂部からは高岩神社までの山道をたどれば、奇岩や巨石が鎮座する迫力ある景観を楽しめます。

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