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盛岡城跡公園(岩手公園) 四季の花木に彩られる石垣美

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盛岡城跡公園(岩手公園) 四季の花木に彩られる石垣美

北上川と中津川の合流地点に位置する丘陵地にある盛岡城跡公園は、不来方(こずかた)城と呼ばれる南部氏の居城跡に造られた公園です。関東以北の石垣組の平城としては最大の規模を誇り、日本100名城のひとつに数えられ、日本の都市公園100選にも選ばれています。以前は岩手公園と呼ばれていましたが、愛称が一般公募され、「盛岡城跡公園」と呼ばれるようになりました。天守閣は明治維新の際に取り払われましたが、桃山形式の石垣の美しさは往事となんら変わることなく、会津の鶴ヶ城、白河の小峰城と並ぶ、東北三名城の一つです。風格を漂わせる石垣に加えて、季節ごとにさまざまな花木が、公園内を彩ります。春は桜の名所として賑わい、3月下旬から4月上旬は梅、5月は藤、夏は緑の木陰をつくり、6月中旬から8月は薔薇、7月は紫陽花、秋は鮮やかな紅葉におおわれます。冬は花木こそないものの、墨絵のように美しい雪景色に包まれ、石垣がライトアップされると、幻想的な冬の夜の美しさに言葉を失うばかりです。公園内には、石川啄木・新渡戸稲造・宮沢賢治など、公園にゆかりのある文人たちの歌碑がいくつか設置されています。桜山の鳥居を挟んで西に「亀ケ池」、東に「鶴ケ池」が配され、憩いの場として訪れる人々をなごませています。また、城内に残る唯一の藩政時代の建築物である彦御蔵(ひこおくら)や、1906年(明治39年)に盛岡城跡公園が開園したときに建てられた5棟の「あずまや」も、見逃せません。

盛岡城跡公園(岩手公園)の基本データ

・住所: 岩手県盛岡市内丸1-37
・入園料: 無料
・営業時間: 終日開放
・定休日: なし
・交通アクセス: 【電車・バスをご利用の場合】JR盛岡駅より、徒歩15分 / 盛岡駅からバスで約6分
【マイカーをご利用の場合】盛岡ICから盛岡方面へ約5Km(車で約20分)
・駐車場の有無: あり / 93台 / 普通自動車30分につき150円
・問い合わせ先: 都市整備部 公園みどり課(電話:019-639-9057)

盛岡城跡公園(岩手公園)のイベント情報

毎年4月中旬~5月上旬に、「盛岡さくらまつり」が開催されます。期間中はたくさんのぼんぼりがともされ、屋台が並び、花見客で賑わいます。
2月の第2木曜日~土曜日の3日間、「もりおか雪あかり」が開催されます。「雪あかり」とは、たくさんの「ミニかまくら」を作り、その中でキャンドルを灯すものです。キャンドルの暖かい灯りと雪が織りなす幻想的な世界を体験できます。

盛岡城跡公園(岩手公園)の文学碑

● 石川啄木歌碑
「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」
岩手公園の「二の丸」に立っています。啄木が学んだ中学校は、公園のすぐ近くにありました。啄木はときおり教室から抜け出し、公園に来ては、文学への夢を結んだと言われています。歌碑は1955年(昭和30年)に建立されました。

● 新渡戸稲造文学碑
「願わくはわれ 太平洋の橋とならん」
新渡戸は10歳まで鷹匠小路に居住し、この公園でよく遊んだと言われています。新渡戸は「英文学を学ぶ目的は」という教授の質問に対して、文学碑に刻まれた言葉を返したという有名なエピソードがあります。歌碑は新渡戸稲造博士生誕100年を記念して、1962年(昭和37年)に、二の丸に建立されました。

● 宮野小提灯句碑
「月待つや 独り 古城の松のもと」
吹上御門脇に1951年(昭和26年)に建立されています。宮野小提灯は、戦時中も俳句の灯を絶やさず、生涯を庶民の俳人として貫き通しました。

● 宮沢賢治詩碑
「『かなた』と老いしタピングは
杖をはるかにゆびさせど
東はるかに散乱の
さびしき銀は声もなし」(一部のみ抜粋)
中津川畔の芝生広場に、1970年(昭和45年)に建立されました。この歌は、賢治の死の1ヵ月前にあたる昭和8年8月22日の日付のある「文語詩稿・百篇」のなかのひとつです。宮沢賢治もきっと、公園内を散策したことでしょう。

盛岡城跡公園(岩手公園)でウォーキングをする魅力

盛岡城跡公園をウォーキングするには、石垣を中心に、さまよってみるとよいでしょう。公園内は広く、適当に足を向けても、さまざまな景観を目にすることができます。公園内にある石川啄木や宮沢賢治らの文学碑を巡るなど、なにかのテーマをもってウォーキングしてみてもよいでしょう。石垣がもっとも美しく見えるのは、桜山神社ともりおか歴史文化館のあいだにある外堀です。木々のトンネルからのぞく石垣の大きさ、力強さには圧倒されるばかりです。勇壮ななかに、見事な優雅さを秘めた美しい石垣です。木々が陽の光を柔らかく遮るなか、気が済むまで石垣美に酔いながら、散策を続けてみてください。四季に合わせて公園内の景観は、さながら万華鏡のようにさまざまに変化します。何度訪れても、何度同じ道を歩いても、まったく違った景観を目にできるため、飽きることがありません。いつ来ても公園内だけは、時間が止まったように感じられます。

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