ウオーキング歩く.com

歩いて健康!

芦野公園 津軽鉄道が通る、太宰治ゆかりの公園

約 1 分
芦野公園 津軽鉄道が通る、太宰治ゆかりの公園

芦野公園は、芦野湖を中心に80ヘクタールにも渡る自然公園です。湖畔にはソメイヨシノやサトザクラなど約2,200本の桜と1,800本の松が広がり、美しい景観を見せてくれます。春に桜がいっせいに開花すると、湖畔は見る人を圧倒するほどの雅な薄桃色に染まります。その美しさは、弘前公園と並んで、さくらの名所100選に選ばれています。なかでも、ことに美しいのは線路沿いの桜です。芦野公園内には津軽鉄道が通っており、線路の両側に立ち並ぶ桜が、線路を覆い包むように桜の花びらを伸ばします。この桜のトンネルのなかを、電車が通過する瞬間の美しさには、息を飲むばかりです。桜が咲く期間、線路沿いは、カメラを手にした多くの鉄道ファンで賑わいます。芦野公園のある五所川原市金木町は、文豪として知られる太宰治の出身地でもあります。芦野公園は太宰が幼少の頃、よく遊んだ場所であり、太宰の代表作「斜陽」のなかにも、芦野公園についての文章が綴られています。芦野公園には、太宰ゆかりの地として、太宰にちなんだ史跡がいくつかあります。平成21年(2009)には、生誕100年を記念して太宰治銅像が建立されました。この銅像は太宰の写真をもとに太宰の等身大で制作されおり、マントを羽織り、生家・斜陽館の方向を眺めています。銅像の近くには文学碑があり、太宰の生まれ変わりを意味する不死鳥の下に「選ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」と記されています。太宰の愛したヴェルレーヌの詩の一節であり、太宰の小説「葉」の冒頭にも掲げられている言葉です。太宰の人生を、そのまま象徴する言葉でもあります。公園内には、作品の構想を練るのに太宰治がよく歩いた場所とされる「太宰橋」もあります。芦野公園全体が、太宰治の記念公園のような趣に満ちており、太宰治の文学が好きな方であれば、一度は訪れてみたい聖地でもあります。芦野湖はボートで遊覧できます。園内にある児童動物公園では、ヒグマも飼育されており、餌をおねだりする可愛らしいヒグマと出会うことができます。他にもオートキャンプ場や芦野観音堂などがあります。

芦野公園の基本データ

・住所: 青森県五所川原市金木町芦野
・入園料: 無料
・営業時間: 終日開放
・定休日: なし
・交通アクセス: 【電車・バスをご利用の場合】津軽鉄道「芦野公園駅」下車すぐ
【マイカーをご利用の場合】東北自動車道『浪岡IC』下車後、約40分
・駐車場の有無: あり / 350台(無料、ただしまつり期間中のみ有料)
・問い合わせ先: 五所川原市観光協会(電話:0173-38-1515)

芦野公園のイベント情報

2月上旬:津軽まつり 幸と光のページェント

4月下旬~5月上旬:金木桜まつり 
まつり期間中には140店ほどのの屋台が並び、三味線演奏や民謡・演歌の歌謡ショー、4,000~5,000発の花火大会などが催されます。17:00~21:00までライトアップされ、夜桜を楽しめます。

6月19日:太宰治生誕祭 碑前で生誕祭(旧桜桃忌)が催されます。

9月中旬:津軽まつり

芦野公園の旧駅舎

芦野公園内には、芦野公園駅があります。芦野公園駅は、太宰の小説「津軽」にも登場したことで知られています。現在の駅舎の隣には、洋風木造の旧駅舎が残されています。この駅舎は、1930年(昭和5年)の開業から、1975年(昭和50年)まで使われていたものです。太宰が実際に使ったであろう駅舎は、もちろんこの旧駅舎です。旧駅舎は1987(昭和62)年から喫茶店として使われていましたが、2006年(平成17年)3月に閉店しています。その後、旧駅舎は老朽化して空き家となっていましたが、地元のNPO「かなぎ元気倶楽部」により、「太宰が眺めたであろうこの駅舎を…、金木町の文化を残したい」という思いのもと修繕がなされ、再び喫茶店として復活しています。外壁は白く塗り直されたものの、内装はレトロなまま、当時の窓口を残したり、津軽鉄道で使われたと思われる古い電話機がおかれるなど、当時の様子をうかがえるように工夫されています。この駅舎は、2014年12月に、国の登録有形文化財に指定されています。喫茶「駅舎」では、金木町の特産品として人気がある、馬肉を使った中華まんじゅう「馬(ば)まん」を味わうこともできます。

芦野公園でウォーキングをする魅力

芦野公園をウォーキングするには、太宰治の銅像や文学碑など、太宰治の史跡をたどってみるとよいでしょう。まずは芦野湖にかかる全長265m、幅員は2.4mにも及ぶ超巨大な「芦野夢の浮橋」を渡ってください。その名の通り、水に浮かぶ珍しい構造の橋です。いかにも揺れそうに見えますが、実際に歩いてみると安定感があり、まったく揺れません。水面を歩いているような不思議な感覚を体験できますよ。橋からの眺望も素晴らしく、橋を渡りきるだけで深い満足感にひたれます。そのまま、津軽鉄道「芦野公園」駅方面に向かって歩いてみます。逆方向には、風情に満ちた吊り橋もあるため、そちらを渡ってから戻ってくるのもありです。駅までの道のりは野性味にあふれており、獣道のような小道が延びています。林のなかに潜り込むため、なかは暗く、ここは本当に公園の中なのかと疑問に思えるほどですが、それだけに豊かな自然を体感できます。近くには「「川倉地蔵尊」もあるだけに、あたりはなにやらひんやりとした空気に包まれており、夏でも涼しくウォーキングできます。公園の近くには、太宰治の生家である「斜陽館」もあります。今から百年以上前に建てられた斜陽館は、三大美林のヒバをふんだんに使った豪邸です。太宰が家族と食事をしていた部屋もそのまま残されています。公園を出て、斜陽館までウォーキングしてみるのもよいでしょう。

ウォーキング資格講座  ウォーキング資格講座

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)