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北海道最先端に位置する奥尻島北追岬公園 彫刻に込められた望郷の念

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北海道最先端に位置する奥尻島北追岬公園 彫刻に込められた望郷の念

北追岬公園は、北海道最先端に位置する奥尻島の西海岸、神威脇のすぐ南側の高台の上に広がる公園です。公園からはそそり立った岩壁と、火山の噴火口のように丸くえぐり取られた神威山を望むことができます。もともと北追岬は、神威山の大崩落によってできた岬といわれています。巨レキや崩落土の崖は、北追岬の至るところで見られます。そのため昔は「クズレ岬」と呼ばれていました。神威脇は終戦後、ロシアによって国後島を追われた住民が、1946年に入植した地です。ロシアによって故郷を奪われた人々の望郷の念は絶ちがたく、その想いが世界的に有名な彫刻家である流政之氏の心をとらえ、流氏の作り出した8基ものモニュメントが、北追岬公園に配置されました。故郷への望郷の念が刻まれた彫刻の数々は、夕陽とともに美しいシルエットを浮かび上がらせます。日本海に沈む夕陽と彫刻の織りなすコントラストは、美しいの一言に尽きます。公園内にはキャンプ場も設けられており、満点の星を仰ぎ見ながら一夜を過ごすことができます。

北追岬公園の基本データ

・住所: 奥尻町字湯浜
・入園料: 無料
・営業時間: 4月下旬~11月中旬まで
・定休日: 期間中はなし
・交通アクセス: 【フェリー・飛行機をご利用の場合】江差町からフェリーで約2時間20分 / せたな町からフェリーで約1時間35分 / 函館空港から飛行機で約30分 / フェリーターミナルから車で約15分
【クルマ・バスをご利用の場合】奥尻空港から奥尻港方面へ車で約30分 / 町営バス北追岬公園停留所から徒歩約10分
・駐車場の有無: あり / 30台
・問い合わせ先: 奥尻町役場地域政策課(電話:01397-2-2351)

北追岬公園の彫刻

彫刻
札幌での宴席で島の歴史を聞き、感銘を受けた彫刻家の流政之氏が、その足ですぐに奥尻島に向かい制作された彫刻8基が、北追岬公園に配置されています。彫刻にはそれぞれ、北追岬・回天が原・防人・神威流・はぐれ鳥・よくきたさ・島民のための島へっちょ・恋のつぎめ、といった名前がつけられています。ひとつひとつの彫刻に、望郷への思いを中心に奥尻島に暮らす人々の素朴な想いが、刻み込まれています。8基の彫刻は遊歩道を辿ることで、すべて見ることができます。見る位置を変えるだけで、彫刻はさまざまな顔を見せてくれますよ。

北追岬公園でウォーキングをする魅力

北追岬公園をウォーキングするには、駐車場から伸びる遊歩道からはじめてください。流氏の手になる8基の彫刻を、順番にたどることができます。自然散策を楽しみながらも、世界トップレベルの芸術品を鑑賞できるという、なんとも贅沢なウォーキングを体験できます。散策路は思いの外、野性味にあふれており、背の低いカシワ林を無理矢理踏み分けて開いた小路が、丘陵地帯を縫うように続いています。童心に返り、ジャングルを探検している感覚で野外彫刻を楽しめます。1時間弱ほどで彫刻をすべて見ることができるでしょう。おすすめの時間帯は夕方です。日本海に落ちる夕陽が彫刻を染め上げ、美しいシルエットを見せてくれます。そこからは望郷への思いがひしひしと伝わってきて、夕暮れ時の寂しさも伴い、切々たる思いに胸が塞がれます。

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