
心拍数が高めの人の運動や、心臓をいつまでも元気にさせたいときにはウォーキングがおすすめです。
心臓のエネルギーに必要な乳酸1/6は、軽い運動で作って心臓が正常な働きを保てるようにしましょう。
心臓のサポート
心臓をいつまでも健康的に維持するためには、全身に血液を送るためのポンプ力を鍛える必要があります。
心臓のサポートでは普段から足もしっかりと動かして、病気の予防にも努めましょう。
心拍数とは
心拍数は普段寝ている間、活動している間、運動をしているときでも少しずつ異なります。
特に運動等の活動的な出来事や心の緊張では心拍数は多くなります。このとき私達の体は大量の酸素を体に送り込んで対処しようとするのです。
運動や緊張状態が落ち着くと心拍数も通常時に戻ります。
心拍数の目安
1分間の心拍数は、あまり運動しない人や毎日ウォーキングをする人ではおよそ80~90回です。
一方、マラソンランナーといった長距離選手では平均60~70回となっています。つまり普段運動をする機会が多い人ほど安静時の心拍数は穏やかな傾向があります。
心臓の働きに必要なもの
心臓の正常な働きには脂肪酸1/3、糖質1/6、乳酸1/6が必要と言われています。
そして脂肪酸1/3、糖質1/6については食事から栄養を摂取します。
しかし乳酸1/6のみは食事では摂取できないので、適度なウォーキングで心臓にやさしい乳酸を作り出す必要があります。
ウォーキングと心拍数
普段の生活でも少し階段を上っただけで息が上がる人がいます。
これは運動不足で乳酸が作られず、心臓のエネルギー源のバランスが崩れることで起こるとされています。
乳酸はマラソン等の激しい運動でも作られれて、筋肉には疲労性物質にもなることがあります。
運動は心臓にもやさいいウォーキングで乳酸の濃度を上げ過ぎず、適度に心臓を鍛えていきましょう。
心臓のサポートで病気も予防
ウォーキングでは肥満や糖尿病も改善して心臓への負担を下げて、狭心症や心筋梗塞の人、弁膜症や先天性心筋症、喘息、腎臓の病気等にも効果を発揮します。
ウォーキングでは血流を改善していらない物質は排出、必要な物質は吸収しやすい状態にします。
息もすぐに上がらないような体質に整えて万病も予防しましょう。
心臓のポンプ力を鍛える
上記で述べた通り、適度なウォーキングは血流量を上げて一度に沢山の血液量を送れるようにできます。
後は、ウォーキングの前には屈伸等のストレッチもしっかりと行い、足の動きから動脈は心臓のポンプ力を上げていって酸素の多い血液を全身に行き渡るようにします。
静脈からは、末梢血管からの古い血液を心臓に送り返して綺麗にします。
「足は第二の心臓」とも言われています。つまり心臓のサポートでは、ウォーキング等で心臓のポンプ力を鍛えて、足を良く動かすことが大切です。
ウォーキングでは足からしっかりと動かして、心臓の血液循環を改善しましょう。
さいごに
ウォーキングは心肺機能を強化して健康的な心拍数を手に入れ、万病も予防します。
そして足を動かすことは、心臓のサポートにも繋がるのです。
ウォーキングではスタミナもつけて、普段から疲れにくい体つくりも目指しましょう。
※スタミナをつえるときには「最大心拍数の60~85% 」を目安にします。