
カルシウム不足や加齢により骨も老化してくるときにはウォーキングで予防していつまでも若々しく元気に過ごせるようにします。
また歩くことが少ない若い人の健康維持のためにも運動は手軽なウォーキングで骨の状態を整えましょう。
ウォーキングと骨
歩くことで得られる効果には、筋肉量アップや持久力アップといった運動能力の向上の他にも骨の活性化があります。
骨は骨芽細胞と呼ばれるものがどんどんできて健康的で上部な骨を維持することができるのです。
※骨芽細胞は骨組織の表面にあり新しい骨を作る細胞のことです。
太陽の光は骨にも影響
太陽の光は朝浴びれば1日の体内時計の乱れをリセットして生体リズムも整えることができます。
また、精神的な健康にも影響することが知られています。
そしてあまり知られていないことに、太陽の光は骨の健康にも影響しています。
ウォーキングでは日光に当たることでカルシウムの吸収をお手伝いするビタミンDが作られます。これが体内で作られることで骨の形成にも役に立つのです。
食事ではカルシウムとビタミンDが豊富な食材で、さらに骨の健康に努めましょう。
骨はウォーキングで健康に
骨は心臓や筋肉等の臓器を保護から、神経系の活動に必要なカルシウムを貯蔵する役割ももっています。
宇宙飛行士が地球に帰ってきたときに骨が弱くなるように、運動と骨の健康は密接な関係にあります。それにカルシウムもプラスして健康的な生活を心がけましょう。
老化と骨の関係性
年を取ればだんだんと足は上がりにくくなり「活発な運動も控えなければ…」と思う頃にも、ウォーキングで元気に過ごせるように予防しましょう。
ストレインとよばれる運動の時のわずかな大腿やすねの骨の伸び縮みの歪みは、骨量維持にも大きな役割を持っています。
ストレインは手軽な運動やウォーキングで生じ、普段から無理をしない程度にストレインの頻度を上げてきましょう。
ウォーキングの前には
ウォーキングを始める前と後には必ずストレッチを行い、体に負担をかけないようにします。
そして筋肉を伸びやかにして体の可動域を広げて運動量も上げて、怪我もしないように予防します。
ウォーキングは太ももの裏からふくらはぎ、足の付け根もしっかり伸ばしてから行いましょう。
シューズの選び方
シューズも合わないものであれば運動の効果を下げたり、痛みや疲れが出ることがあります。
つまずいて転ぶこともないように、靴底が適度に曲がるものを選んで足にもフィットしたものを選びましょう。
早歩きで骨も元気に
健康維持のウォーキングではいつもより少し早いくらいの速さで歩きます。
このとき腕は大きく振って歩幅を広くとれるようにし、歩数も増していきます。
通勤や買い物のついでに行ってやるのも良しです。
カルシウムで骨の健康度アップ
1日にひつようなカルシウム量は650mgと言われています。
一般的には男は520mg、女性は489mgしか摂取出来ていないことが多いので、1日約130~160mgのカルシウムを増やすような気持ちで摂取すると良いかもしれません。
カルシウムは牛乳100gに110mg、大豆100gに240㎎、わかめ100gに130mg あるといわれています。
カルシウムも、1日3食と豊富な食材の中でバランスよく摂取して骨の老化を防ぎましょう。