ウォーキングの資格4選

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ウォーキングの資格4選

ウォーキングとは、散歩など日常生活での歩行とは違い、健康やダイエットといった目的を持って歩くことを言います。

他のスポーツと違い、特別な道具も場所も必要としないので、また、体力や運動神経に自信のない方でもご自分のペースで行えることから、子どもから高齢者まで年齢や性別を問わず、誰でも気軽に始められる運動として人気が高まっています。

近代ウォーキングの歴史は今から100年以上前、1909年に世界最大のウォーキングイベントである「ナイメーヘン国際フォーデーマーチ」が開催されます。当時は4日間で合計10km歩くウォーキングイベントでしたが、現在でも距離やコースを変え、世界中から5万人以上の参加者が集まるイベントとなっています。その後、1968年に国際市民スポーツ連盟が設立し、世界的にウォーキングがスポーツとして普及されるようになりました。

日本では1964年。日本ウォーキング協会の前身となる「歩け歩けの会」が発足し、ウォーキングが広く普及されるようになりました。

ウォーキングの歩行はただ歩くだけではなく、背筋を伸ばした正しい姿勢を保ちながら、歩幅は少し広めにとり、腕を大きく振りながら歩きます。こうすることで消費カロリーを増やし、酸素を体内に取り込みながら行うことで有酸素運動としての効果が得られます。

ウォーキングは酸素を取り込みながら持続して行うため、血液循環を促し代謝を促進する効果があります。その為、高血圧や高脂血症、糖尿病など生活習慣病の予防、改善効果が期待でき、医師も推奨しています。一昔前はウォーキングというと高齢者の運動というイメージもありましたが、日常生活で歩く時よりも消費カロリーが高いのでダイエット効果も期待できることから、最近では20代〜30代の若い世代の方でも生活にウォーキングを取り入れている方が増えています。

さらに外の景色を眺めながら自分の体力に合わせて無理のないペースで行えるので、体力面だけでなくリフレッシュやストレス発散など精神面でも良い効果が期待できます。

近年では健康のためにウォーキングを行う方が増えたことで、様々な団体やサークルができ、ウォーキングのイベントが全国各地で開催されるようになりました。

参加者同士でコミュニケーションを取りながら歩くことで、よりリフレッシュ効果が高まると共に、ウォーキングを楽しむ要素が増えています。

イベントの規模は数十人規模の小さなものから数万人規模の大きなイベントまで様々ですが、中高年を中心に年々参加者は増えています。

今やウォーキングは子どもから高齢者まで誰でも行える手軽な運動として、世界中で愛されています。

ウィーキングに向いている人、適正とは

スポーツには競技によって「向いている人」と「向いていない人」があります。ウォーキングにも適正があるのでしょうか。ここではウォーキングに向いている人について説明します。

ウォーキングに向いている人とは

ウォーキングは特別な運動神経も体力も必要なく誰でも行える運動です。体力に自信がない人やスポーツが苦手な人でも自分のペースで行えるので、問題ありません。もちろん性別や年齢も関係なく子どもから高齢者まで誰でもできる運動です。

健康に関心がある

ウォーキングは生活習慣病の予防や、免疫力の向上など健康面での効果が期待できる運動です。その為、健康の為にウォーキングを始める人が多いですが、身体の事や健康に関する知識があれば、自分の求めている効果をより効果的に引き出すことができます。適切なペースやフォーム、ウォーキングがもたらす効果などを深く学ぶ事は、ウォーキングを行う上で翁メリットとなります。ただ歩くだけでなく、健康に関心を持ち取り組むことがウォーキングをする上で大切です。

人と関わることが好き

1人で歩くのが好きな人もいますが、家族や仲間と一緒に歩く人も大勢いますし、ウォーキングイベントに参加すれば参加者同士で集団となって歩きます。

こういったコミュニケーションもウォーキングの楽しさの1つと言えます。会話をする事で楽しさも増え、脳の活性化も高まるので、積極的に人と関わるのが好きな人はウォーキングに向いていると言えます。

1つのことを継続できる

他のスポーツと違い、ウォーキングは一定のリズムで同じ動作を繰り返す運動です。会話や周りの景色を楽しむなど、ウォーキングならではの楽しさありますが、途中で飽きてしまう人も珍しくありません。

継続して行う事で健康やダイエット効果が期待できるものなので、飽きずに継続してできる事は、ウォーキングの大切な適正です。

目標がある

ウォーキングは散歩と違い、目的を持って歩くことです。目的は生活習慣病の予防やダイエット、運動不足の解消、認知症予防、肩こりの改善など、人によって様々ですが、目的だけでなく目標も持つ事も大切です。

「体重を何キロ落とす。」、「何キロ以上歩く」、「次のウォーキングイベントを完歩する。」などの具体的な目標があった方が継続しやすく、またウォーキングをより楽しむことができます。目的と目標を持ち、そこに向かって行動できる事は、自分のペースで進められるウォーキングにピッタリの適正と言えます。

ウォーキングのメリット(やりがい)、デメリット(大変な事)

ウォーキングが身体に良い事は多くの方が知っていると思いますが、実際にどのようなメリットがあるのでしょう。ウォーキングのデメリットと合わせて説明します。

ウォーキングのメリット

生活習慣病の予防・改善

生活習慣病の原因は不規則な生活習慣や食生活、運動不足などがありますが、適度な運動は生活習慣病の予防・改善効果があります。ウォーキングを行うことで血管が拡張され全身の血液循環が良くなるので、高血圧の方には血圧を下げる効果も期待できます。また、代謝が促進されるため高脂血症や糖尿病も改善されます。

ダイエット効果

ウォーキングは有酸素運動なので、脂肪をもやしエネルギーとして消費します。その為、継続して行う事でダイエット効果もあります。

運動を始めてから脂肪が燃焼され始めるまでには約20分かかるとされているので、強度の高い運動だと脂肪が燃焼される前に運動を終えてしまう可能性がありますが、ウォーキングなら長時間の運動が可能なので、ゆっくりと無理せずにダイエットをすることが出来ます。

身体が丈夫になる

骨は刺激を受けることで骨密度が上がり丈夫になります。歩くことで地面から受ける衝撃は、下半身や脊椎の骨に適度な負荷をかけ、骨密度を高めてくれるので、ウォーキングは骨粗鬆症の予防に効果あるとされています。

また、適度な運動はウイルスや癌を攻撃する「ナチュラルキラー細胞」の働きを活性化させ、免疫力を高める効果もあるので、ウォーキングは骨だけでなく身体そのものを丈夫にしてくれます。

リフレッシュ効果

太陽の光を浴びながらリズミカルに歩くことで、「セロトニン」という脳内ホルモンが分泌されるようになります。

セロトニンは、脳の働きを整え、精神状態を安定させる働きがある為、リフレッシュ効果はもちろん、認知症の予防にも効果があります。

ウォーキングのデメリット

腰や膝を痛める

歩く時は膝や腰に着地の衝撃が伝わるので、いきなり歩き過ぎると腰や膝に負担が蓄積し、関節を痛めることがあります。

関節を痛める原因として、歩く時の姿勢が悪い、コンクリートなど硬い地面の上ばかり歩く、クッション性の低い靴で歩く、などの原因も考えられるので、ウォーキングを始める際は、ウォーキングシューズを購入し、体力に合わせたコースとペースで行うようにしましょう。

継続させること

ウォーキングをするうえで最も難しいのは継続させることでしょう。ウォーキングをはじめとする有酸素運動は、1度の運動で効果が出るものではありません。継続することで徐々に効果が現れます。

天候や体調で休むと、そこからやめてしまう方もいます。体力や体調を考え、無理のない範囲でウォーキングを行い、継続して歩くように心がけましょう。

ウォーキングの仕事内容・必要な知識

ウォーキング資格を取得するとウォーキングを仕事として行い収入を得る事もできます。ウォーキングの仕事内容とは、またどのような知識が必要になるのかをここで詳しく説明します。

ウォーキングの仕事内容

カルチャースクールのウォーキング教室やウォーキングイベントで、参加者の方々にウォーキングの指導を行います。

参加者全体を見渡しながら、安全に楽しくウォーキングを行えるよう、ペースなども配慮しつつ、ウォーキングに必要なスキルや知識を指導し、ウォーキングの楽しさ、素晴らしさを伝えることこそが主な仕事となります。

他にも、参加者の年齢や体力に合わせて、コースやプランを考えたり、体調不良やけが人が出た場合に応急処置を行うなど、時として運営に携わることもあります。

必要な知識

ウォーキングを仕事として行うためには必要な知識があります。ここからはどのような知識が必要になるのかを説明します。

ウォーキングに関する知識

ウォーキングを楽しく、そしてウォーキングの効果をより発揮させるための正しいフォーム、シューズやウェアの選び方など、ウォーキングに特化した専門知識が必要になります。

間違ったフォームやシューズでは膝や腰に負担がかかることもあるので、ウォーキングの知識と、見本としてそれを実践できるスキルが求められます。

解剖学や運動生理学など、身体に関わる知識

ウォーキングには生活習慣病予防や免疫力向上、ダイエットなど身体に様々な変化をもたらしてくれる効果があります。これらの効果を引き出すためにも身体のメカニズムを理解する必要があります。基礎解剖学や運動生理学など、身体にまつわる知識はウォーキングを行う上で必要になるでしょう。

また、途中で体調を崩したり、怪我をする方が出た場合に適切な対処をするためにも、基本的な応急処置の方法も必要になります。

適切な指導法

身体やウォーキングに関する知識とスキルを身に着けたら、それらを分かりやすく説明しなければなりません。ウォーキング教室やイベントの参加者はほとんどが初心者であることが多いので、難しい専門用語を避けて、参加者に必要な情報を分かりやすく簡潔に伝えるためのスキルが必要になります。

これは単に用意した文章を読み上げるだけでなく、話すペースや目線、身振り手振りなど様々な要素が加わってきます。参加者が安心して楽しめるウォーキングにするためにも、ウォーキング資格保持者として適切な指導法を学ぶ必要があります。

ウォーキング資格について

ウォーキングの資格尾を取得するためには試験を受けなければなりません。協会により、試験内容や費用、日程など異なるので資格取得を目指している方は把握しておきましょう。また、ウォーキングの資格を取るためにはどうすればよいのでしょうか。資格を発行している団体ごとに取得方法は違います。ここでは受験資格なども含め資格の取得方法について説明します。

歩き方インストラクター

日本インストラクター技術協会が主催されています。

受験料は10000円(税込)で、試験は2月・4月・6月・8月・10月・12月の年6回開催されています。

開催付きの前月末までが申込期間となっており、開催月の月末が答案用紙の提出期限です。合否の通知は翌月20日ごろに発送されます。試験内容はウォーキングの効果やフォームなどについて出題されます。

「歩き方インストラクター認定試験」に受験資格や年齢制限はありません。どなたでも受験可能です。

在宅受験となっており、受験申請もインターネットからのみとなっています。受験申請をすると自宅に試験問題が郵送されるので、自宅で試験を受け提出期限までに答案用紙を試験問題に同封されている返信用封筒に入れ返信します。70%以上の正答率で合格となり、合格通知書が郵送されます。

この「歩き方インストラクター」は、ウォーキングに関しての知識と正しいペースとフォームをレクチャーできる指導力が求められる資格です。ウォーキングの効果などの知識を身に付け理解をし、ウォーキング時のフォームや、個人に合わせた歩き方やペース、コースを考え、より効果を高めるための歩き方を提案できる技能を身に付けていることを認定されます。この資格があれば周りの人に正しい歩き方を伝えられるだけのスキルも身に付きます。

こちらの資格はより歩き方のフォーム修正やペース配分の指導力に重点が置かれた資格といえます。幅広い知識を必要とする「健康ウォーキングインストラクター」と併せて取得すれば、専門的かつ総合的な指導が行えるようになるでしょう。

健康ウォーキングアドバイザー

日本生活支援協会は主催されています。

健康ウォーキングアドバイザー資格検定は年6回行われます。2月・4月・6月・8月・10月・12月が開催月で、開催月の月末が答案用紙の提出期限です。開催月の前月末までが申込期限なので、それまでにインターネットから申し込み、10000円の受験料を支払えば誰でも受験することができます。

試験内容は、有酸素運動の効果やウォーキングが心身に与える影響、生活習慣病の予防やダイエットについての知識が問われます。

「健康ウォーキングアドバイザー資格検定」も在宅受験です。受験資格はなく、インターネットからの申し込みでどなたでも受験できます。

申し込みをすると自宅に試験問題が郵送されるので、提出期限までに試験を受け、答案用紙を同封されている返信用封筒に入れ郵送します。70%以上の正答率で合格となり、合格通知書が届きます。

健康ウォーキングアドバイザーは、正しい歩き方をレクチャーし、健康で美しい体作りをサポートする役割を果たせる方に認定される資格です。

正しい歩き方を身につければ美容や健康に効果的なウォーキングができるようになります。この資格の保持者にはそういった歩き方を適切にレクチャーするスキルが求められます。

ウォーキングトレーナー

メディカルフィットネス協会が主催されています。

ウォーキングトレーナー養成講習会は年7回開催されています。「健康運動」、「NSCA」、「JAFA」の3つの履修単位があり、日程によってカリキュラムも開催地も違いますが、メディカル・フィットネス協会のホームページから詳細を確認できます。

講習会の内容は、運動の効果やウォーキングシューズの特性などの講義(2時間)と、シューズの履き方、フォームチェックやレジスタンストレーニングなどの実技(基礎3時間・応用1時間)があります。

受講料はテキスト代込みで12000円ですが、メディカル・フィットネス協会の会員ですと9500円で受講できます。

ウォーキングトレーナーになる為には、ウォーキングトレーナー養成講習会に参加する必要があります。これは誰でも参加できる講習会です。全てのカリキュラムを修了すると「ウォーキングトレーナー養成講習会修了証」を受け取れます。

次に、ウォーキングトレーナーとして申請するには、養成講習会修了証の他に「認定に必要な資格」が必要になります。これは、メディカルフィットネス協会の発行しているスチューデントトレーナー(中級又は上級)、健康ケアトレーナーや、健康運動指導士、NSCA認定パーソナルトレーナーなどの運動指導資格や、医師、看護師、理学療法士などの資格です。他にも協会がこれらの資格と同等の能力を有すると認めた資格も当てはまります。

「ウォーキングトレーナ養成講習修了証」と「認定に必要な資格」を、メディカル・フィットネス協会のホームページからダウンロードできる登録用紙と共に郵送すると、ウォーキングトレーナーとして登録されます。

公認ウォーキングアドバイザー

日本ウォーキング協会が主催されています。

受講料は20000円ですが、その他に登録料が5000円、年会費が10000円かかるので、最初の申し込み時に合計で35000円かかります。また、合宿型の講座を受ける場合はこれとは別に宿泊費として20000円必要になります。

公認ウォーキング指導員養成講習会の日程は、その年によって異なりますが、年5〜6回行われます。場所は東京が多いですが、その他の地域でも行われるので、日本ウォーキング協会のホームページから確認することが出来ます。

講習会の内容は、ウォーキングの効果や市場の動向、指導者に必要な基礎知識などの座学と、地図の作り方やストレッチなどの実技があります。

受験資格は「20歳以上の男女で、健康な生活を営むことができる人」である事です。公認ウォーキング指導員になる為には講座を受講する必要がありますが、これは2泊3日の合宿型と通学型のどちらかから選ぶことができます。また、合宿も通学も難しい人の為に通信講座で受ける事もできます。

講座を受けたのち過程検定を提出し、日本ウォーキング協会が定めるウォーキング大会や研修会へ参加します。その後、本検定を受け合格すると、指導者証を受け取り「公認ウォーキング指導員」として活動が認められます。

ウォーキング資格を活かす方法

ウォーキングの効果や正しいフォームを学ぶことでウォーキングに関する資格を取得することが出来ます。ここでは、ウォーキング資格をどのような形で生かすことが出来るのかを説明します。

カルチャースクールの講師

ウォーキングの資格を取得すると、カルチャースクールでウォーキング教室を開講することが出来ます。

カルチャースクールでは、その分野に興味を持っている参加者を集め、教室を開くので、資格取得の為に学んだ知識だけでなく、参加者の方々に伝わりやすい文章を考える必要があります。また、正しい見本が見せられるようウォーキングのフォームをしっかりと身体に覚えさせておく必要もあります。

参加者の人数に応じて収入を得ることができ、ウォーキングを普及させ、さらに参加者を健康へと導くお手伝いが出来るやりがいのある職業です。

ウォーキングインストラクター

ウォーキングイベントなどで、参加者の方にウォーキングの指導をすることが出来ます。

ウォーキングの説明や、参加者と共にウォーキングを行いながらフォームの指導をするだけでなく、コースの作成や安全管理などの運営に携わる事もできます。

その為には主催団体にインストラクターとして登録する必要がありますが、団体によっては特定の資格を持っていないと登録できないこともあります。

ウォーキングイベントでのインストラクターを希望する方は、資格取得前にどのような資格が必要なのかを把握しておきましょう。

健康グッズの販売業

健康へのニーズが高まっている昨今、健康グッズを販売する営業にもウォーキングの資格は活用できます。

ウォーキング資格を取得することで、ウォーキングや健康に関する知識を、具体的な例なども使って説明することが出来るようになれば、お客様も安心して購入することが出来ます。健康グッズの購入を検討している方にとって、専門的な知識はとても頼もしく、購入を決める重要な要素になるのです。

ウォーキング資格を取得することで、健康に関する専門知識を持つことが出来れば、ウォーキング以外の分野でも活用できます。

家族や友達とウォーキングをする際に

自分自身や家族・友達の健康のためにウォーキング資格を取得する方もいます。

家族や友達とウォーキングをする時に、正しいフォームを伝えることで腰や膝を痛めるリスクを減らすことが出来るだけでなく、より効果を引き出すためのペース配分やコース作成をすることが出来るようなれば、一緒にウォーキングをする方々にも喜ばれるでしょう。

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